長いPDFがAIの苦手分野である理由
言語モデルが一度に読み込めるテキストの量には限界があります(これが「コンテキストウィンドウ」です)。文書がそれよりも長い場合、多くのツールは文書を切り詰めて(冒頭だけを残して残りを削除するか)、あるいは巨大なプロンプトを無理やり読み込ませるため、中盤の詳細が失われてしまいます。その結果得られるのは、「文書全体の要約」ではなく「序章の要約」に過ぎません。
当ツールの処理アプローチ
- ページ単位のテキスト抽出 — ページ番号を保持したまま、ページごとにテキストを読み込みます。
- 分割処理 — ページが途中で分断されないよう配慮しながら、約15,000文字ずつのパートにグループ化します。
- マップ(Map) — 各パートを個別に分析し、数値、固有名詞、日付、ページ番号を含んだ濃密なメモに変換します(パートは並行処理されます)。
- リデュース(Reduce) — 選択された長さ、形式、言語に合わせて、それらのメモを最終的な要約へと統合します。
要約完了後も同じ文書に対して質問を投げかけることができます。質問に応じて、300ページ全体の中から最も関連性の高い箇所が選ばれ、回答の生成に使用されます。
長いPDFを要約する方法
- PDFをアップロードする最大300ページまで対応しています。このページでは「包括的 — 約800語」がデフォルトで選択されています。
- 進行状況を見守るパートが並行して読み込まれ、「パート 7/18」のような進捗が表示されます。
- 統合された要約を読む見出しが整理され、ページ番号が記載された要約を確認できます。
- さらに詳しく掘り下げて質問する特定の章、セクション、または用語について質問します。
300ページを超える場合
文書を300ページずつのファイルに分割し(無料のPDF分割ツール等をご利用ください)、それぞれのパーツを要約した上で、それぞれの要約の要点を尋ねてください。スキャンされたPDFの場合、無料版では最初の40ページに対してOCR処理が行われます。
よくある質問
300ページのPDFの要約にはどれくらい時間がかかりますか?
テキストの密度やサーバーの負荷にもよりますが、通常20〜60秒程度です。パートごとに読み込みの進捗が表示されます。
文書の一部がスキップされることはありますか?
いいえ、すべてのパートが分析されます。処理制限を超えるような極めて情報量の多い文書という稀なケースにおいては、最初のパートのみが分析された旨が要約に記載されます。
250ページ目について質問することはできますか?
はい可能です。質問は文書全体を対象に検索され、回答には該当ページが引用されます。
どの長さの要約を選べばよいですか?
書籍やレポートには包括的(見出し付きで約800語)、大まかな流れだけを把握したい場合は詳細をおすすめします。